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子どもの学力を引き上げる保護者の行動とは?

キーワードは「頑張ったときの満足感」

例えば勉強ができる子どもになるか、できない子どもになるかは、小学生のうちの保護者との関わりによって決まると言われています。では、できる子どもとできない子どもは何が違うのでしょうか。それは「頑張ったときの満足感」つまり「頑張れば何かできるかも」という感覚をもっているか否かです。できる子どもは「頑張ればよい結果が出て、満足感を得られる」ことを知っており、だからこそ勉強をするし、勉強が楽しいと感じています。一方できない子どもは、「頑張ったときの満足感」を味わったことがない。だから何のために勉強するのかわからなくなるのです。

その「頑張ったときの満足感」を子どもに与えることができるのは、子どもにとって最も身近な存在であり、大きな影響を与える保護者です。保護者がいかに子どもに「頑張ったときの満足感」を与えられるか否かで、子どもの学力が左右されてくるのです。

では、「頑張ったときの満足感」を与えるにはどうすればよいでしょうか。アプローチは大きく2つあります。

1 子ども自身に「好きなことは何か」を気づかせ、頑張る対象を見つける。

2 子どもがしたことに対し、適切にフィードバックをする。

具体的にどのようにすればいいのか、次に述べていきます。

 

「好きなことは何か」を気づかせる

まずは、子どもがどんなことに関心をもっているのか、どんな傾向があるのかを見極める必要があります。子どもの行動一つひとつが何らかの才能につながっている可能性があるので、子どもをよく観察しましょう。

子どもの傾向を見極めるための考え方として、「MI(Multiple Intelligences)理論」の「8つの知能」というものがあります。詳しい説明は割愛しますが、「知能は1つではなく8種類あり、誰もがもっている。ただしある知能が強かったり、弱かったりと、個人差がある」という考え方です。その8つの知能とは、

・対人的知能他人の気持ちやモチベーションを見分けることができる。

・論理・数学的知能数を使いこなしたり、物事を明快に論証したりできる。

・博物的知能自然現象などさまざまな物事を認識したり分類したりできる。

・内省的知能自分のことを正確に把握し、自分を律したり大切にしたりできる。

・空間的知能物事を空間的に認識し、それを自由に転換できる。

・身体・運動的知能物事を、体を使い表現したり自分の手で作り出したりすることができる。

・言語的知能話したり書いたりするときに、効果的に言葉を使うことができる。

・音楽的知能さまざまな種類の音楽を認識したり、識別したり、作り出したり、演奏したりできる。

というものです。どの知能が強いのか、子どもの行動を見れば自ずとわかってくるでしょう。そこから「好きなこと、得意なことは何か」を見極めていきましょう。

見極めたら、それを子どもに気づかせることです。習い事などで体験させたり、話題にしたり、興味を引きそうなものを近くに置いたりするなどの方法があります。ただし干渉しすぎない、邪魔をしないことが大切。習い事をさせるにも「これをやるのがあなたのため」といういわゆる「ユーメッセージ(相手が主語)」で押しつけるのではなく、「これをやっている○○君は、お母さんかっこいいと感じると思う」という「アイメッセージ(自分が主語)」で伝えるのがポイントです。「アイメッセージ」のほうが、伝えたいことが相手に素直に受け入れられます。

子どもの行動に適切にフィードバックをする

「適切なフィードバック」とはつまり、よいことをすれば褒め、よくないことをすれば叱ったり改善点を提示したりすることです。当たり前のことですが、これがなかなか難しいものです。保護者の方からは「悪いところばかり目についてしまい、すぐ叱ってしまう。褒めるのはなかなか難しい」という話をよく聞きます。そこで、子どもを上手に「褒める」コツをお伝えしましょう。

まず褒めるときは、ただ「いいね!」とか「すごいね!」など漠然とした褒め言葉を言うだけではいけません。根拠なく子どもが自信過剰になってしまい、その自信があるきっかけで崩れると、自分を否定することにつながる可能性があるからです。大切なのは、プロセスを具体的に褒めること。例えば「食器を運んでくれてありがとう。助かった」「毎日勉強していたわよね。だから点数が上がったんじゃない?」などのようにです。

また「褒めるポイントがなかなか見つけられない」という場合は、気づきを都度メモとして書き留めることをおすすめします。人間は基本的に、ある事柄の始まりと終わりや、衝撃的なことしか覚えていないものです。「あ、服をたたんでくれた」「自分の部屋を片付けてくれた」など何でもよいのです。子どものしたことでちょっとした喜び、気づいたことをこまめにメモしましょう。それを子どもに具体的な褒め言葉として伝えるのです。またメモを後から振り返ることで、子どもの成長を感じることもできるでしょう。

ただし「褒める」ことに重点を置くのは小学生まで。中学生以上は、「褒める」ことは継続しつつも、よくないことは改善点を提示していくことが大切になります。

このように「好きなことを気づかせ、適切にフィードバックをする」ことで、子どもに「頑張ったときの満足感」をもたせることができます。その結果、やればやっただけ成果が出る勉強にも、きっと楽しんで取り組むようになるはずです。そして自然に学力が上がっていくでしょう。ぜひ実践してみてください。

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